どうも考えや価値観が合わない人っていますよね。
あなたとその方で年齢差がある場合、それはジェネレーションギャップによるものかもしれません。
年功序列の雇用環境で育ってきた社会による弊害です!
異なる世代の特徴の理解を深めることで、業務の効率化やトラブルを未然に防ぐことに繋がります。
この記事では、仕事観の世代間ギャップについてをご紹介します。
世代別の連絡手段の特徴
コスト削減にも繋がるペーパーレス化が推奨され、企業にも浸透しつつあるデジタル化。
整理や管理を行いやすく、ファイルの添付機能などによって情報共有が容易に行えるなどの大きな利点があります。
しかし、現在でも紙資料を中心に仕事がまわっている会社は多くあります。
従業員数の少なく、若者が少ない中小企業に当てはまりやすいです!
慣れれば大変便利なデジタル化ですが、メールやメッセージを多用することからの弊害も存在します。
中途半端にアナログとデジタルの2つの形式が混在していると、情報の同期の作業が必要な際に手間が掛かってしまいます。
また、連絡の手段が統一されていないので単純な見落としや、受け取り方によっては齟齬が生じてトラブルに発展してしまう恐れがあります。
若者と中堅社員の連絡手段の特徴の比較として、※例外有
若者には、話の成り行きで追加の業務をお願いされたくないなどの考えがあるため、極力文面で完結させたい思いがあります。
管理職などに該当する中堅の方は、過去の業務形式に固執する傾向が強く、アナログでの連絡を好むため直接的な連絡を取りたがります。
それぞれ上記(チェックボックス)のような傾向があります。
このような主に利用するツールの違いなどから、互いに業務の連絡や報告がちぐはぐになってしまうことがあります。
だからといって、連絡をないがしろにして良い理由にはなりません!
世代が違うからこその多様な意見を参考にし、「急を要する場合のみ電話連絡にする」などの、お互いが納得出来るルールを取り決めることが大切です。
クラウドのデータ共有サービスなどを利用して、PCやスマート機器のみで業務を完結させることが出来れば、有事の際でも在宅での業務や、外出先でも情報の確認が可能になります。
便利なツールは積極的に取り入れ、効率化に繋げていきましょう。
食わず嫌いにはならず、何事にもチャレンジ精神を持ちましょう!
残業に対しての意識
「残業は偉い」「残業は美徳」などの考えは恐ろしい間違いです。
職場では仕事を片付ける意識を持ち、定時で帰る努力を行うことが正しく、当たり前の考えです。
「残業を行う」ということは、定時までに仕事を終わらせる能力がない、計画性がないということです。
経営者側からすれば残業代を出す必要が出てしまいますので、利益を生むどころか無駄なお金を従業員に支払うことになります。
もしも、残業せざるを得ない程の無理な仕事量を任されている場合は、仕方がないで済ませないようにしましょう。
そのような環境が当たり前になっている際には、転職をオススメします。
上の役職が自分がそうだったからとの理由で、部下へ残業を強いるなどの「価値観の押し付け」を行う行為は、立派なパワハラに該当します。
過去のローカルルールに捕らわれた上の世代の「常識」は、現代社会を生きる若者には通用しません。
しかし、バブルを経験した世代は「がむしゃらな努力で自分たちは成功した」という過去の思い込みを取り払うことが出来ないため、他人にまで残業を強要してしまう傾向があるのです。
バブル世代の家庭では専業主婦が多く、そのため「男は無理をしてでもお金を稼ぐもの」という風潮の思念が残り過ぎていることも原因の一つです。
昨今では、男性でも家事や子育てに積極的に参加し、共働きの家庭が一般的になりつつあります。
時代の流れに取り残された「古い考え」は、会社や周囲の人への悪影響となるのです。
残業せずに定時までに仕事を終わらせること。これが出来て一人前です。
受け持った仕事がキャパを越えている際には、上司に相談を入れる他、周りを頼って仕事を割り振るなど、解決に繋がる行動を必ず取りましょう。
当サイトでは、キャパオーバーを防ぐマインドセットについてもご紹介しております。
仕事とプライベートとの線引き
親睦を深めるという建前で行われる社内イベントや飲み会。
取引相手などとの仕事上の付き合いでの飲み会はまだ割り切れますが、社内間での付き合いとなると話はまた別になりますよね。
わざわざプライベートの時間まで職場の人に気を遣うのは嫌ですよね!
現代の働く若者の傾向として、仕事オンオフの切り替えがハッキリとしているという点があります。
→余計な仕事を受け持つことを防ぐ。
信頼関係が強くない人とは、深く関わりを持たない。
→必要でない物事に時間を割くことを避ける。
上記のような保守的な考えを持つ若者は比較的多いでしょう。
しかしイベント提案者は、会社の中では話せない内容などの内密な話をしたい、という考えからの誘いであるのかもしれません。
時代の違いや育った環境にもよりますが、人にはそれぞれの価値観があります。
信頼関係を築いた上で、事前に計画を立ててでの付き合いであれば、お互いに不満は解消されますよね。
正直に自分の気持ちと状況をしっかりと相手に伝えることが大切です。
急な誘いに対して断りを入れる際には、相手に冷たく感じら取られないよう、お誘いへの感謝の一言は忘れずに曖昧な言い回しは避け、意向に添えない旨を必ず伝えましょう。
少人数での誘いであった場合は、振替が可能な日程などの代案を伝えると良いでしょう。
上手な断り方を覚えることも、重要な社会的スキルの一つと考えましょう。
人間関係を良好に保つことは、仕事の円滑化にも繋がりますよ!
当サイトでは、仕事で付き合うべき人の見定め方についてもご紹介しております。
知っていて損はないオフィスハック。
物は試し。明日から早速実践してみましょう!