あなたは働いている上で、答えのない問題に直面した経験はありませんか?
考えてもわからない物事を考え続けるのは、時間の無駄ですよね。
本来の目的から逸れることなく、結論に到達するには「思考力」や「洞察力」が必要になります。
この記事では、物事の本質を見極める思考法についてご紹介します。
楽観性と論理的思考のバランス
問題をスムーズに解決に運ぶためには、深刻に考えすぎずにシンプルに物事を捉えるため、ある程度の「楽観性」が必要となります。
よりよい結論へと辿り着くためには、この「楽観性」と「論理的思考(ロジカルシンキング)」のバランスが重要になります。
論理的な考えによるメリット
論理的な考えを持てるということは、社会的にも重宝されるスキルです。
筋道の通った主張が可能になれば、自身の意見や提案が通りやすくなりますよね。
つまりは、環境が自分の理想に近づくように、大局的に物を見て周りをコントロールすることが出来るようになるのです。
問題に対して悪い点を探すのではなく、改善に繋がる点を見つけることやチャンスを見出すことを意識すると良いでしょう。
そのためにも問題への反省はそこそこにしておいて、前向きへと切り替えられる「楽観性」が大切となるワケです。
物事にいちいちストレスを感じていては生きづらいですよね!
結論を見出す「演繹法」と「帰納法」
このロジカルシンキングには「演繹法」と「帰納法」の、2つの推論方法があります。
演繹法では「〇〇〇だから、△△△になる」という推論を重ねて、結論を見出します。
演繹法の注意点として、根本がしっかりとしていないと「言い訳」や「屁理屈」と捉えられてしまう可能性があります。
帰納法では「以前〇〇だったから、△△△になる」という複数の過去の経験や事実を元に、「こうなるであろう」という結論を見出します。
演繹法に比べて帰納法の方が納得感は大きくなりますね!
これらの推論法を意識して話を組み立てることによって、物事を分かりやすく説明することが出来るようになります。
この主張を強める論理的思考と、物事を柔軟に受け止められる「楽観性」をバランスよく組み合わせることで、素早い判断が可能になるのです。
目的達成のためのまっすぐな思考と、自分なりの判断の基準となる指針をしっかりと持ち、問題解決へと繋げていきましょう。
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理性で考える客観的な思考
誰しも偏見は持ち合わせており、主観から抜け出すことは難しいものです。
このような思考の偏りを防ぐ思考法として、「クリティカルシンキング」があります。
意見や主張に対して一旦落ち着いて振り返りを行うことで、物事への理解が深まり解決への近道となる思考法です。
根拠や定義がしっかりとしていなければ、思考もふわふわしてしまいます!
そのためには、感情と思考をうまく切り離した正しい判断を行うことが大切になります。
感情が入り混じった思考では、自然と主観的に物事を捉えている部分が存在します。
大きな視点を意識し、広い視野を持って理性で考える癖をつけましょう。
無駄な情報は排除し目的をシンプル化することで、本質的な考えの答えに結びつく手助けにもなります。
この物事の前提を疑うことによって、正しい筋道へ「思考の軌道修正」が可能になるのです。
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問題解決のカギとなる「洞察力」
トラブルの元となる物事の根本的な間違いを防ぐためには、「洞察力」が必要になります。
広い視野で客観的に物事を捉え、物事の本質を見抜く力が洞察力になります。
まずは、自己認識を行い自分の価値観を知ることから始めましょう。
変化や違和感を感じ取る「洞察力のものさし」は、自身の価値観による感性が元となるからです。
不明瞭な考えを見つめ直すことは、自分の中での新たな着眼点を見出すきっかけにもなります。
現状に対して適切な意見や判断を見出すことで、会社への貢献と共に自己成長へ繋げていきましょう。
また、結論がまとまらない問題が起こった際の対処として、
- 出来ない理由ではなく、現段階で具体的に出来る方法を考える
- 足りていないものに意識を向けず、いまあるものに意識を向ける
上記の2点を意識し、結論を出すと良いでしょう。
前を向いて行動に移すことをしなければ、解決には繋がりません。
物事を判断するためには、そのための分析の材料が必要ですよね。
まずはチャレンジをすることで、見えてくる部分もあるハズです。
しかし、日本人は心理的負担を恐れ、自然と自分の能力を抑え込んでしまう傾向があります。
そのような際には、積極的にポジティブな出来事をを思い出し、前向きなメンタルへと誘導していきましょう。
大野 秋
自分に今出来ることを考え、行動に移しましょう!
知っていて損はないオフィスハック。
物は試し。明日から早速実践してみましょう!