自分を卑下しないための心掛け

メンタルケア

目上の相手に対して謙虚さを示そうとする際にに、自分を卑下する機会はあると思います。

あなたはその他の場面でも、変に自分を卑下してしまってはいませんか?

「卑下」と「謙虚」は意味合いは似ていても、本質は正反対に位置するものです。

卑下…自分を劣ったものとして謙遜すること
謙虚…高ぶらず、慎ましく素直であるさま

自分への関心や意識の問題は、先送りすればするほど、人生の選択肢の幅が狭まってしまいます。

また、マイナスの感情を抱え込み過ぎてしまうと、自己批判に陥ってしまう恐れがあります。

大野 秋
大野 秋

病気と同じで、早期発見・早期改善が肝となります!

自己のマイナスイメージをいっぺんに修正することは難しいので、少しづつの心掛けが大切です。

この記事では、自分を卑下しないために必要な心掛けについてご紹介します。


強みを知るための自己認識

人間にはそれぞれ、強みや弱みなどの個性があります。

わざわざ他人と自分を比較して、自分を「卑下」することににメリットはありません。

卑下は謙遜を表しているにしても、ネガティブな言葉には変わりありません。

人前の建前以外の場面で、「どうせ私なんか」などと低く見積ってしまいますと、そのまま自己評価が低くなってしまいます。

自分に興味がなく「自己認識」を行っていない人は、その点で損をしてしまっているのです。

自己認識…自分の強みや弱み、価値観を知ること

自己認識を行うことは、自分の役割や立場を把握することになります。

役割や能力の把握・自分に対する気づき=仕事への責任・自信

仕事は自分一人だけで完結するものではありません。

働く上で自分の役割や能力を把握することや、自分に対する気づきを得ることは、仕事への責任や自信に直結します。

適切なタイミングでの判断や正しい判断を行うためにも、自身の「強み」を知ることが大切です。

まずは、「これなら負けないぞ!」と思える、自分らしさを表現できる強みを見出しましょう。

このようなポジティブな自己認識は、自己実現のためにも必須になります。

消極的な姿勢でいては、自分本来の力を発揮することが出来ませんよね。

自分の決断や発言に自信を持つことで、胸を張って仕事に取り組めるようになります。

目標達成への過程(プロセス)で、自分に対してのポジティブイメージを持つことで、自己実現へと繋げていきましょう。

大野 秋
大野 秋

自身の価値観を大切にすることで、自分らしさに磨きをかけましょう!

自分の意思を持つために
周囲の意見に流されやすく、自己主張が苦手な方は多いですよね。意思決定が苦手で、自身を卑下する癖が根付いてしまうと、自ずと行動力も低下してしまいます。自ら主体的に考え行動するためには、どのようなアクションや心掛けが必要になるのでしょう...

当サイトでは、自分の意思を持つためのヒントもご紹介しております!


疑問を持つことで自己認識を深める

あなたは働く上で、「マニュアル人間」になってしまってはいませんか?

働き方の「答え」のある業務を、上から言われた通りにやることは安心感がありますよね。

しかし、キッチリと型にハマった動きばかりを続けていると、方針や目的が変わったり、急なトラブルなどに対応する柔軟性が持てなくなります。

責任がある以上、極力失敗やリスクを避けたがる気持ちはよく分かります。

ですが、物事を自分の頭で理解して自己判断する機会が少ないと、同じミスを繰り返す可能性が高くなってしまいます。

これらの改善策として、自ら考え積極的に行動へ移す習慣づけを心掛けると良いでしょう。

常にアンテナを立て物事に対して疑問を持ち、自ら考え工夫し改善へ繋げるという意識が大切です。

個人で解決が難しい場合に、周囲の人間に助けを求められることも、重要な社会的スキルの一つです。

同じ業務に携わる人の数だけ、その当人が適切と思う考えや働き方があります。

疑問点は積極的に質問を行い、新たな情報や仕事への取り組み方を知ることで、自身の成長にも繋がります。

大野 秋
大野 秋

疑問を持ち本質を知ることで、行動選択の幅を広げましょう!

また、自分がどのような信念や価値観を持って仕事を行っているか、過去の仕事ぶりを振り返り、再確認と再認識を行いましょう。

そこから自分の不足している部分に気づくことで、自己認識は深まります。

振り返りを行う上で気を付けなければいけないのは、悲観的になるだけの無意味な反省になってしまうことです。

ただただ結果だけを見て、「失敗」と判断して終わりにしてしまっては、何も成長には繋がりません。

自らアクションを取ることを嫌ってしまうと、経験から学びとる成長の機会も少なくなってしまいます。

腰を据えて自分と向き合い、改善に繋がる行動を起こすことで、自己を客観視して冷静に行動できるようになるのです。

大野 秋
大野 秋

個人の強みが正しく評価され、弱みは素直に受け入れた上で、互いに助け合えるような組織が理想的ですね!

質問力を磨くポイントとテクニック
日頃仕事を行う上で、不明点や疑問点が出てくることは当たり前のことですよね。質問力を磨くことは仕事の円滑化だけでなく、社内コミュニケーションの向上にも繋がります。周囲のアドバイスのおかげで、新たな解決策が生まれることもあるでしょう。この...

当サイトでは、質問力を磨くポイントやテクニックもご紹介しております。


焦りや緊張への対処法

あなたは焦りや緊張から、慌てて見切り発車で行動を起こしてしまった経験はありませんか?

大野 秋
大野 秋

物事を判断するのが苦手な優柔不断な性格の人に多いです!

焦りは更なるミスを誘発させてしまう、とてもやっかいなものです。

ネガティブな感情のまま仕事をすることは、自ら集中力を阻害することになってしまいます。

そんな時に役立つ「メンタルスキル」をご紹介します。

焦りを感じる際のクールダウン

予期しないトラブルが起きた際は、焦りを感じることが殆どでしょう。

頭の混乱を防ぐためにも、考えてから行動する癖を付ける必要がります。

まずは、頭で問題を整理してから行動に移す心掛けを持ちましょう。

一呼吸おいて落ち着くことで、一度冷静なってクールダウンすることが出来ます。

焦りを感じた際は、第一に「落ち着く時間を確保する」ことが大切になります。

そのために、動作を用いる「深呼吸」「水分補給」を行うことで、気持ちのリセットを行いましょう。

不安や緊張に効くリフレーミング

不安や緊張などのネガティブな思い込みには、開き直った考えを持つことや、ポジティブなイメージへと変換を行う「リフレーミング」を用いて対処を行いましょう。

リフレーミング…物事の捉え方や視点を変えること

不安や緊張への対処の例として

■開き直り
・不安や緊張は悪いことではない
・誰しも緊張はするものだからしょうがない
■ポジティブ変換
緊張感がある→それだけ仕事に真剣に取り組んでいる

上記のような、自分の中で納得の出来るものへとすり替えてしまいましょう。

気負い過ぎないためのコツ

より楽な気持ちで仕事に取り組むためには、割り切りの潔さが必要となります。

無理に気負いすぎていたり、周りの評価を気にしすぎてしまってはいませんか?

「他人はそこまで自分に興味はない」ということを頭に入れておけば、心が少しは軽くなりますよ。

また、過去の経験から現在のあなたの感情の度合いを数字で表してみることで、客観的に今自分に置かれている状況を把握することが出来ます。

不安に思っていたことが案外、「あの時に比べたら屁でもないな」など思えるようなことかもしれませんよ。

大野 秋
大野 秋

上手に感情をコントロールして、自分の強みへと変えてしまいましょう!

プレッシャーとの上手な付き合い方
周りの期待や仕事への責任感から生まれる「プレッシャー」。プレッシャーによる負担が大きすぎてしまうと、仕事や心身にまで悪影響を及ぼしてしまいます。このような問題は、自分に合った乗り越え方を模索することで解決に繋がります。この記事では、プ...

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