日々働く上で変化するモチベーション。
時には自分の勤める会社に対しての不満が生じることもあるでしょう。
「私はこんなに頑張っているのに…」と、理想と現実のギャップから、モチベーションが低下してしまった経験はありませんか?
会社の方針や仕事への意識や取り組み方に疑問を持つことは、決して悪いことではありません。
それだけ仕事のことを真剣に考えているということの裏返しです。
そのような場合の対処のためにも、精神的な負担を少しでも軽減するための、自分なりの解決策を持つことが大切になります。
この記事では、不満によるモチベーション低下の対処についてご紹介します。
やりがいへの不満の解決
自分の持ち味を発揮しにくい仕事ですと、やりがいや達成感を得られないことから、不満を抱いてしまうことがあります。
事務経理職の私も実際に感じたことがあります!
解決のためには、自分の中での勝手なマイナスの思い込みを払拭する必要があります。
仕事の捉え方を変える
将来に不安を感じていると、仕事へのモチベーションも低下してしまいまうものです。
マイナスな思考で働いていては、目の前の仕事に集中しにくくなってしまい、仕事のミスも増えるなどの悪循環に陥ってしまいます。
このようなケースを防ぐためにも、仕事の捉え方を変えることで、やりがいへ繋げる必要があります。
まずは、仕事に対しての悩みや不安を言語化し、文字にして書き出すという行動を取りましょう。
このような行為を「エクスプレッシブ・ライティング」と言います。
これは、自分は仕事のどの部分に不満を感じているのか、明確にする行為になります。
頭の中にあるものを文字にして俯瞰的に認識することで、経験の中に自分を置くことが可能になり、早期の問題解決に繋がります。
ふわふわした感情を形づけることで、対処を可能にするのです!
また、このような一旦落ち着く時間をつくることで、今後のキャリアについて深く考えるきっかけとなります。
日々行っている業務の中でも、
- どのような行動を取れば、技術や能力を高められるのか
- どのようにすれば、自らが成長できる環境を作り出せるのか
上記の2点のような考えを巡らせてみましょう。
効率化を意識すると、その過程で見つかるかもしれませんよ!
自分のスキルを伸ばすことを意識して仕事に取り組み、自身の成長を実感することで、モチベーションへと繋げていきましょう。
知識やスキルを養うことで、充実感や安心感を得られるようになります。
不安によって空いてしまった心の穴を、実のある行動によって埋めるイメージを持ちましょう。
自分のスキルに自信を持てれば、万が一のことがあった場合でも安心です!
積極的に正解をマネる
不安や不満の解消のためにも、同じ仕事で成果を上げている人に、モチベーションの保ち方を伺ってみることも一つの手になります。
不安定な気持ちでダラダラと仕事をしていては、仕事に追われている時間が長くなってしまい、その分ストレスも肥大化してしまいます。
問題を解決するためには、必ずその分野の「知識と経験」が必要になります。
そのような際には、まずその仕事の正解を持っている人のやり方をマネしてみることから始めてみましょう。
具体的には、上司に不満を解消する手助けとなるアドバイスを求めると良いでしょう。
このような行為は、相手に親近感を持たせる「ミラーリング効果」も期待できます。
お手本となる人をマネることは、自身のスキルアップと共に人間関係の強化にも繋がるのです。
上下の立場に関係なくリスペクト出来るような人がいればベストですね。
常に不満は1人で抱え込まず、必ず周囲に相談をすることを心掛けましょう。
その分気持ちが楽になり、問題解決までの時間も短くなりますよ!
安心して仕事に取り組める環境を目指して、自己実現の欲求を満たしていきましょう。
当サイトでは、仕事のマンネリ化を解消するためのヒントもご紹介しております。
評価や責任への不満の考え方
人によって働く理由はそれぞれですが、「お金のため」と答える人は少なくはないでしょう。
給料や賞与や勤務時間の「待遇」は、働く上でのモチベーションに大きく関わります。
大切な自分の人生の時間を割いて働いているわけですから、それだけ納得のいく待遇でないと働く意欲は生まれませんよね。
姿勢を見られる情意評価
自分の頑張りを認めてもらいたいと思うことは、誰しもが思う当たり前のことです。
冒頭にもありましたが、仕事の評価に対しての不信感を持つことは、決して悪いことではありません。
この待遇面に対しての不満が大きくなってしまうと、会社の離職率にも影響してしまいます。
数ある評価基準の中でも「情意評価」というものが、問題になりやすい傾向にあります。
情意評価は業績評価などとは違い、数字での判断ではありません。
仕事に対しての積極性や協調性などの、姿勢や意思を見られます。
企業側は理想とする社員の育成を目的としています!
そのため、最終的には評価する人間の感性に基づいての判断となってしまうのです。
人事と社員のすれ違いなどを理由とした意図しない評価を防ぐためにも、自分の行動や立ち振る舞いを見直す機会を設けましょう。
理想を追い過ぎない大切さ
誰しも自分の求める理想のキャリアはありますよね。
しかし、世の中にあなたの希望の全てを満たす企業は、ほぼほぼ存在しません。
そのため、ある程度の譲歩できる点を考えた上で、見極める必要があります。
何に対しても思い通りにいかないことも考慮した判断を行いましょう。
自分に厳しく理想の高い完璧主義では、精神的にも無駄に疲れてしまうためです。
理想を追い過ぎないことが大切です!
年功序列の文化が根付いており、年齢による評価の比重が大きい日本社会です。
普段の働きや成果への評価がされなかったり、評価基準が不適切で偏りがあったりと、行動や努力が適正に評価されないと、労働者の自信もおのずとなくなってしまうものです。
会社の社風や評価基準を再度確認し、仕事の内容に対して自分の給与が見合っているかを勘考してみましょう。
また、理由もなく自信を失ってしまわないためにも、「自己評価」でモチベーションを保つ心掛けを行うと良いでしょう。
周りからの評価に振り回されず、自己の価値感で良し悪しを判断することで、目的に沿った行動を取れるようになりますよ。
ブレないための自分の軸を見つけられると良いですね!
当サイトでは、仕事で付き合うべき人の見定め方についてもご紹介しております。
疑問や不満を力に変える反骨心
反骨心とは
みなさんは、自分の信念を貫き通す「反骨心」を持って仕事に打ち込んでますでしょうか。
この反骨心は、自分よりも目上で強い力を持つ人や、そのような難しい状況に対して使う言葉になります。
自分の感性で「正しくない」と判断した物事に対して、怖がらずに立ち向かう強い心は、働く中での様々な面で武器になります。
反骨心を持っている人は、自分の中の理に適った考えや自信を基に行動をしているので、変に他人の意見に流される心配がなくなるのです。
逆境の経験をプラスへ
働いている中で、仕事のことを真剣に考えているからこそ、問題を感じ不満が生じてしまうことがあります。
仕事に対しての問題は我慢が必要な場面もありますが、許容をし過ぎてしまうと大きな問題に発展してしまう恐れがあります。
トラブルを未然に防ぐためにも、企業側には小さな意見にも耳を傾けて尊重してあげる必要があります。
自らがその第一人者となり、解決へ繋げていくという意思を持ちましょう。
私がやらねば誰がやる!の精神です!
そのためには問題点を明確にした上で、こうした方がいいという具体案を主張することが大切になります。
目的へ向けて努力をすることは、必ず後から役に立つ経験となります。
その頑張りは直接的に成果に繋がると同時に、前述した仕事へのやりがいを見出すきっかけにもなります。
逆境の経験をプラスに捉え、今後のための糧にする意識を持ちましょう。
未来を不安視して行動を制限していては、折角のチャンスも逃してしまいます。
反骨心を次の行動のための原動力へと変換し、モチベーションへと繋げていきましょう。
失敗は次へのバネと考えましょう!
当サイトでは、自分の意思を持つためのヒントもご紹介しております。
知っていて損はないオフィスハック。
物は試し。明日から早速実践してみましょう!