休憩を前向きに捉えるコツ

意識・仕事観

休憩や休暇が取りにくい環境と言われている日本社会。

お昼休みなどの休憩時間中に仕事している人が周りに居ると、変に「自分も頑張らなくては」と、気を遣って無理に合わせてしまう人もいるかと思います。

しかし、それは良くない「間違った頑張り方」です。

まず第一に、最低限の休憩は労働基準法で決められている義務になります。

  • 「休憩はサボリではない」
  • 「休憩は仕事の質を上げるための行動だ」

など、理屈的にも正しいと思い込む必要があります。

この記事では、休憩を前向きに捉えるコツをご紹介します。


休憩はサボリではない

日々の姿勢が評価に影響することは当たり前ですよね。

真面目な人の中には休憩を取ることで、自分の正当性がなくなるという心配になってしまう方もいることでしょう。

しかし、常に他人から見た自身の姿を想像して意識して、無理をしていては、身体的にも精神的にも疲れてしまいます。

冒頭にもご説明したように、「休憩はサボリではない」と思い込む必要があるのです。

まず、「サボる」という言葉の意味を考えてみましょう。

サボる…仕事などを怠けること
大野 秋
大野 秋

フランス語の「サボタージュ」からの造語です!

「休憩」は本来、調子を整えるために時間を取るという行動です。

普通に考えても「休憩=サボる」とはなりませんよね。

しかし、無理に仕事に深くのめり込んでしまい、変な方向に判断力が振り切ってしまった人は、その当たり前のことに気づきません。

大野 秋
大野 秋

よく聞くブラックの洗脳に近いですね…

そのようなことを防ぐためにも、人から言われて仕事を「やらされている」という認識を捨てる必要があります。

会社や誰かのためではなく「自分のために仕事をする」という意識が大切です。

そのように自己暗示をするためには、どうような立ち振る舞いやアクションを起こせば良いかを考えましょう。

そうすることで、日々のストレスの再設定が行えるようになりますよ。

他人に期待しないメリット
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無理に働くリスクと不調のサイン

人手不足や社員の勤怠管理の甘い日本で問題になっている「オーバーワーク」の問題。

オーバーワーク…仕事や運動をやりすぎている状態

真面目な人や強い責任感人のある人程、このオーバーワーク状態に陥りやすい傾向があります。

許容量を超えて無理に働き続けてしまっては免疫力が弱まってしまい、大きな病気を抱えてしまうリスクが大きくなってしまいます。

仕事中の思考力も低下し、効率面にも悪影響を及ぼしてしまうことでしょう。

大野 秋
大野 秋

長期的な静養が必要になってしまうことは避けたいですよね。

現在の日本人の若者の死因の1位は「自殺」です。

働きすぎてしまうことで、身体面だけではなくメンタルの不調から正常な判断が行えなくなり、自らを自殺へと追い込んでしまうのです。

そのような最悪のケースを防ぐためにも、身体面やメンタル面の不調には、適切な処置や治療が必要となります。

無意識に頑張り過ぎてしまうことの対策として、「余力で仕事をしない」ということを心掛けましょう。

「もうちょっと」などと、キャパを超えて仕事をしてしまうことは、先を見越しても悪影響になります。

大野 秋
大野 秋

プライベートの時間が奪われるなんてことはご法度です。

上司などの仕事を割り振る管理者からは、その仕事量があなたの「普通」に見られてしまいます。

「これくらいできるなら」と思わせてしまい、あなたへの余計な注文が増えてしまうリスクが生まれてしまいます。

大野 秋
大野 秋

未来の自分を守るためにも、適切な仕事量で働く必要があるのです!

少しでも身体に違和感を感じたり、精神的に不安定だなと感じた際には、まず第一に自身を労わる時間を作ることが大切です。

仕事量や心身の自己管理をキチンと行い、常にパフォーマンスを整える意識を持ちましょう。

プレッシャーとの上手な付き合い方
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休憩することによる豊富なメリット

効率よく仕事を行うためにも、「休憩」に対して前向きなイメージを持つことから始めましょう。

まず前提として、「適度に休む方が仕事が捗る」という意識を持つことが大切になります。

人間にとって脳が活性化する時間を創り出すには、適度な休憩が必要不可欠です。

集中力の限界を知る

大人が集中していられる時間の限界は90分と言われております。

大野 秋
大野 秋

大学の授業時間も90分ですよね!

集中力の限界を超えての仕事は、非常に燃費が悪く余計なストレスの種にもなります。

そのため、適度な休憩は集中力を保つためにも必要な立派なアクションなのです。

一つの例として、クリエイターは休憩しながらどうでもいい作業をしている際に、最もアイデアが生まれると言われております。

休憩によって余計な情報をシャットアウトすることで、脳が活性化して新しいクリエイティブな発想に繋がるのです。

また、長時間座りっぱなしの事務作業などでは、筋肉が凝り固まってしまい身体が緊張状態になってしまいます。

適度に小休憩の時間を取り、少し歩いたりストレッチをするなどして身体を動かすことで、心身のリセットにも繋がりますよ。

タスク管理による自身のコントロール

自ら行動に制限を設けてしまい、余計なストレスを生み出してしまってはいませんか?

あらかじめ計画を立って物事に取り組むことで、行動にもメリハリが生まれます。

緊張の糸を切って休憩を休憩と割り切るためにも、自身のタスク管理が必要になります。

自分のためにも「ここまでは集中して、この時間は休憩する」と、はっきりとした区切りをつけてあげると良いでしょう。

自身の素直な欲求に伴った行動を取り、自らストレスをコントロールすることも重要な社会的スキルの一つですよ。

大野 秋
大野 秋

自己管理が出来るようになると、仕事の生産性もグッと上がります!

自分の意思を持つために
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