疲れにくい脳をつくるストレス軽減思考

ストレスケア

一般的なストレスの対処法として、運動・食事・睡眠・買い物・ゲームなどのイメージがありますよね。

行動や時間に制限がある時や、職場でストレスと直面してしまった際、あなたはどのように対処をしますか?

時と場所を選ばない「思考」によって、軽減や解消に持っていければ楽ですよね。

脳疲労に繋がっている「心のあり方や考え方のクセ」を修正することで、心身に感じるストレス量は大きく変化します。

大野 秋
大野 秋

脳をいたわることは、集中力や記憶力にも影響します!

この記事では、疲れにくい脳をつくるストレス軽減思考について、ご紹介します。


心の秩序を保つ禅思考

あなたは「禅」という文字に、何を思い浮かべますか?

禅…仏教の用語で「心の動揺がない状態」

姿勢を正した座り方で精神統一を行う「坐禅」をイメージする方が多いと思います。

大野 秋
大野 秋

揺れ動くと、お坊さんから肩を木の棒で叩かれてしまうアレ!

雑念を生じる心を捨てるための、精神を鍛える修行とされております。

つまり、無念無想の「禅」を座って行うものが、「坐禅」です。

この禅の思考を生活の中に上手く取り入れることで、ストレスの軽減に繋がります。

あなたの気持ちを左右する物事や出来事に対して、余計な感情や過剰な反応の「心理的反応」を起こさないことが大切になります。

心理的反応…悲観的な考えに囚われるなど、情緒面に現れるストレス反応

この心理的反応によるストレスは、そのままにしておくと、メンタルヘルスの不調や心身症などを引き起こす要因となってしまいます。

では、常にクリーンな心の状態を保ち無駄な反応を静めるためには、どのような心掛けが必要なるのでしょうか。

  • 客観的に物事を捉える意識を持つ
  • ストレスをそのまま受け入れ、順応させる
  • 心を落ち着かせ、目の前の物事に集中する

上記のことを意識して、ストレスへの思考をシンプルにすることで、心の秩序を保ちましょう。

これらに一貫していることはストレスをコントロールしようとするのではなく、ストレスを綺麗に受け流す考えということです。

何事に対しても、結果を思い通りにコントロールすることが難しいですが、それに伴う自分の行動を変えることは可能です。

一喜一憂に神経を使わずに、ブレない精神を保つことを心掛けましょう。

大野 秋
大野 秋

物事の良し悪しは、感じ方や受け止め方によって変化するのです!

落ち着きのある人になるために
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自己理解を深める全肯定の思考

真面目で良い人ほど、 余計な悩みを抱えこんでしまう癖があります。

余計な事を考える脳のリソースを他の物事に充てることが出来れば、その分ストレスも軽くなりますよね。

大野 秋
大野 秋

過去の失敗や未来の不安をしている時間は勿体ない!

落ち着いて自身の精神的や身体的な変化に意識を傾けることで、ストレスによる緊張を緩和させることが出来るようになります。

そのための技法として、「マインドフルネス」というものがあります。

マインドフルネス…現在の自分の状態に意識を向けて心を整える技法

このコツを会得することで、「自己理解を深める」ことや「気持ちを切り替える」ことに繋がります。

ストレスを感じた際に自分のみで完結する、「全肯定の3ステップ」をご紹介します。

客観的に自分の置かれた環境を観察する

主観的な思いや考えは捨て、第三者視点で見た自分を意識します。

ex)「疲れてそうだな」など、外からの自身のイメージを浮かべる

評価や判断をせずに、感情や感覚をそのまま受け止める

「こうすれば良かった」などの評価や、良し悪しの判断を行わず、純粋な感情や感覚のみを受け止めます。

ex)「眠そうだな」などの感覚を受け止めるが、「昨晩にたっぷり睡眠を取れば良かったのに」などの反省などはしない

感情や感覚を深堀りし体験が自然と消えるまで観察する

発想の変換でコントロールをしようとしたりせず、そのままの体験を認識し肯定して、消化されるのを待ちます。

ex)「大変だったんだね」と、気持ちが落ち着くまで肯定を続ける

まとめると、「第三者目線で感じたことをそのまま受け入れ、余計な考えを排除し、肯定をしながら忘れるまで経過観察する」ことになります。

大野 秋
大野 秋

浮かんでくる思考に対して、深く考えず感想を述べるようなイメージです!

この自身を肯定するアクションは生きていく中、ストレスと付き合う上でとても大切になります。

人間はこの「自己肯定感」が土台となり、幸福や自信を得ることが出来るからです。

自己肯定感…ありのままの自分を肯定する感覚・自信

このマインドフルネスは、継続的な実践によって効果がより大きく表れるとされております。

自分自身で心のリラックスを行えるようになれば、心身のコンディションを整えることが容易になりますよ。

大野 秋
大野 秋

集中して研ぎ澄まされている状態は、スポーツ選手の「ゾーン」をイメージするとピンときますね!

疲れにくいメンタル強者になるために
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ストレス要因を遮断するデジタルデトックス

社会のグローバル化による「テレワークの導入」などの影響で、仕事とプライベートの境界線が曖昧になっている方も多いかと思われます。

現代社会では、「ストレスへのアウェアネスの低下」が騒がれており、知らぬ間に「自律神経失調症」に陥ってしまっているケースが問題となっております。

アウェアネス…あるものに対して、気付いて自覚をしていること
自律神経失調症…ストレスなどが原因で、体や心のバランスが乱れる病気

スマホやパソコンで簡単に情報を集められる便利な時代ですが、そのような環境に依存をし過ぎてしまい、現実世界が置き去りになってしまってはいませんか?

ストレスケアに繋がる、ユニークな休日の過ごし方として、「デジタルデトックス」というものがあります。

デジタルデトックス…ネットやスマホから離れる習慣のこと

デジタル機器から距離を置くことで、現実世界を体感する機会を作り出そう、という考えのもとに作られた言葉になります。

大野 秋
大野 秋

原始的な生活を好んで行う「キャンプ」も、デジタルデトックスになりますね!

デジタルデトックスの一つとして、ちょっとした時間があると手が伸びてしまうスマートフォンの使用を控える「スマホ断ち」があります。

「スマホ断ち」をすることは、メールやアプリなどからの情報や鳴り止まない通知を遮断することになります。

スマホを開く度に情報が頭に入り過ぎてしまう「デジタル疲れ」を防ぐことで、その分の集中力や脳のリソースを他に充てられるようになりますよ。

 

知っていて損はないオフィスハック。

物は試し。明日から早速実践してみましょう!

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