あなたは「スゴい」「ヤバい」などの言葉を多用してはいませんか?
社会人らしい大人の言葉遣いには「語彙力」が必要となります。
ビジネスではメールでのやりとりが中心となってますよね。
その中で、同じ言葉を何度も使っていては「言葉を知らない人」という印象を与えてしまいます。
そのため、伝えたい内容をケース毎に「大人の言葉遣い」に言い換える力を求められます。
例として、日常的によく使う「考える」でも…
ほんの一部だけでも、これだけの言い換えが存在するのです。
悪気はないのにも関わらず、相手に対して失礼な言葉遣いをしているかも知れません。
この記事では、今日から使える実用的なビジネスフレーズをご紹介します。
よく使う「なるほど」は失礼!
普段使いすることが多い「なるほど」という言葉があります。
この「なるほど」は主に「相手を評価する」という意味合いがあります。
そのため、相手に対して見下した印象を与える可能性が生まれます。
複数の受け止め方がある気安い言葉は、ビシネスの場では御法度です。
注意はされないかもしれませんが、暗黙の了解です。
同様に「なるほどです」「なるほどですね」もアウトになります。
なので、「なるほど」と思う場面では、相槌や「承知しました」で代用しましょう。
言い換えとしては、「確かに」や「おっしゃる通りです」を使用しましょう。
「確かにそうですね」であれば、強い肯定のイメージで聞こえが良いですよね。
また、目上の人に同調する際に使用する「ごもっともです」は、クレーム等の際に相手の怒りを収める際にも重宝します。
その場その場のケースに合わせて、好ましい言い換えを行いましょう。
当サイトでは、相手の感情や思考を読み取るコツもご紹介しております。
「お願いします」をより丁寧に!
目上の人にお願い事をする際には、恐縮の感情が生まれますよね。
単純に「お願いします」では、あっさりしすぎている印象があります。
そのような際には、面倒をかけるをいう意味の「手を煩わす」を使うと良いでしょう。
急用でない場合は「お手すきの際にお願いします」で結ぶと、柔らかなイメージになりますね。
「お時間のある時に~」でも良いですね!
「どうぞよろしくお願いします」はビシネス上で多用しますよね。
より強い意志でお願いをしたい際には、「どうぞ」を「何卒(なにとぞ)」に変換しましょう。
二重敬語は懇願の思いを伝えるのに最適!
また、強い意志を表す言葉に「本当に~」があります。
しかし、普段使いが多い言葉でもありますので、ビジネス上で扱うにしてはくだけ過ぎている印象を持たれてしまいます。
間違いがない状態を伝える→誠に・真に
気持ちの奥深いことを伝える→深甚・深厚
心の深い部分を表す言葉が多いですね!
その他にも、仕事上の関係で続けて何度も同じ相手に電話をすることがありますよね。
「度々で恐縮ですが~」「立て続けで失礼します」と言葉を添えると、丁寧な印象になりますよ。
当サイトでは、周囲の心を掴む気遣いの褒め言葉についてもご紹介しております。
目上の方への助けの求め方
仕事の中でも人に助けを求めたいケースは多々ありますよね。
同僚ならまだしも、上司に向かって「手伝って」とは言えないですよね。
なんとなく命令口調に感じますよね!
そのような際には、「お力添えください」「知恵をお貸しください」と伝えましょう。
アイデア面で手伝って欲しい→知恵をお貸しください
「お貸しください」や「お借りしたい」は、相手の立場を立ててお願いする印象が強くあります。
これなら違和感はありませんね!
また、リスクのある行動を取る際に役立つ言い換えがあります。
新たなチャレンジや大きな企画にリスクは必ず発生します。
しっかりと物事のいきさつ、経緯を知っている人がいると心強いものです。
「フォロー・サポートをお願いします」でも良いですね!
その他にも、目上の相手に行動を促す際の無難な言い換えをご紹介します。
ex)相手に文書やメールに目を通してほしい場合など
物事を確認・調査して欲しい→ご精査ください
ex)書類のミスが目立ち注意を促したい場合など
書類等を確認の上受け取って欲しい→ご査収ください
ex)請求書を郵送した際に確認が欲しい場合など
商品・品物を検品して欲しい→ご検収ください
ex)納品物が注文通り・規格通りかの確認が欲しい場合など
周囲の人の理解を力にして、仕事への自信へと繋げて行きましょう。
当サイトでは、仕事で付き合うべき人の見定め方についてもご紹介しております。
知っていて損はないオフィスハック。
物は試し。明日から早速実践してみましょう!