バーンアウト(燃え尽き症候群)の対策と対処

ストレスケア

ある日突然に何らかのきっかけが引き金となり、仕事への意欲や情熱がパッと消えてしまい、燃え尽きてしまったような状態になってしまう現象をバーンアウト(燃え尽き症候群)と呼びます。

この状態を放置したままでいると、そのまま鬱病になってしまったり、離職や退職に繋がってしまう恐れがあります。

この記事では、無駄なバーンアウトを減らし重症化を防ぐための、バーンアウトの対策と対処についてご紹介します。


バーンアウトに陥りやすい人の傾向

バーンアウトに陥りやすい人の例を挙げると、

  • 責任感が強く一人で悩みこんでしまう
  • 物事に固執しやすく気持ちの切り替えが下手
  • 長時間勤務等による職務の過重負担

になります。

簡潔に述べてしまうと、「真面目で熱心な人」や「周囲に細かな気配りが出来る人」が陥りやすい傾向があるということが分かりますね。

蓄積されたストレスや疲労が限界までに溜まってしまうと、バーンアウトに陥ってしまいます。

主に挙げられる症状としましては、

  • 心的疲労感・空虚感・自己嫌悪
  • 無感動や無気力状態・情緒的消耗感
  • 作業効率や作業能力の低下

があります。

物事を考えることに疲れてしまい、「何をしても面倒・意味がない」という感情が強く頭に浮かんでしまいます。

大野 秋
大野 秋

イライラよりも絶望感や喪失感が前面に出てしまうイメージです。

仕事の内容が一人で黙々と行える業務であればまだ良いのですが、直接的に会社のイメージに繋がってしまう営業やサービス業などの対人関係の業務ですと、また対処が難しくなってしまいます。

感情はコミュニケーションにとって欠かせないものなので、相当な鉄仮面でもない限り情緒の乱れは周りからも見透かされてしまいます。

本心を隠して無理に笑顔を作り出す表層演技は、更にストレスやマイナスな感情を大きくしてしまう恐れがあります。

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バーンアウトに陥らない為の対策

常に全力で仕事に取り掛かってしまうと、身体的にも精神的にも疲弊していまいます。

大野 秋
大野 秋

フルマラソンでもスタートから全力ダッシュする選手はいませんよね(笑)

体感で6割から7割の力を意識して、業務を行うのがベストです。

また、ほかの社員にはない優秀な部分を過剰にアピールしてしまうと、場合によっては上司から管轄外の業務を強要されたり、丸投げされてしまう恐れがあります。

会社から与えられた業務範囲と関連性の低い管轄外の業務を任されてしまうと、優先して行うべき自分の業務の進行の妨げにもなり、単純な仕事量も増えてしまいます。

そのような要因の積み重ねにより、自分の中のキャパシティを越えてしまうことで、バーンアウトに陥ってしまうケースも存在します。

「能ある鷹は爪を隠す」ということわざがありますよね。

謙虚かつ省エネを意識して業務を行うことが大切です。

「実力を見せびらかしたり自慢したりしない」ことは、未来の自分自身を守ることにも繋がるのです。

また、仕事とプライベートの境界線の線引きをキッチリと行うことも大切になります。

自分の中で仕事のやる気のスイッチをイメージして、オンオフの切り替えを意識的に行えるようになれば、無駄な仕事に気を取られる時間を省くことが可能になりますよ。

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バーンアウトに陥ってしまった際の対処

仕事量の計画を立て、追加の業務指示があり自分の許容範囲を超えている際には、勇気を持って「No」の判断をすることも大切です。

既に慢性的に過剰な負担を感じてしまっている際には、徐々に仕事量を減らし落ち着いて回復する時間を作りましょう。

どのようなケースでも、まずストレスの元となる要因からなるべく離れることから始めましょう。

生活の上でのリズムに変化を与えることで、縛られた緊張も緩みにも繋がり、目の前の視界が開けることで考え方もまた変わってくるかも知れませんよ。

環境に左右された感情や思考にとらわれず、自分自身の軸となる思いを優先し、ブレない芯を持って行動に移すことを心掛けていきましょう。

大野 秋
大野 秋

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